父と中田町の桜名所見物/紅しだれ桜は、これから見頃、三春滝桜は渋滞で断念

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13日は、暖かい日で桜も見ごろと、父を連れて中田町の桜めぐりをしました。目当ては三春滝桜でしたが、近くまで行くと大変な渋滞。そこをあきらめ、滝桜の子孫がたくさんある中田町の桜めぐりをしました。

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中でも、滝桜よりも紅が濃いと観光名所にもなっている木目沢の紅しだれ桜は、まだ3分咲きぐらいでしたが、このままあたたかい日が続けば一気に咲くでしょう。三春滝桜は15日頃が満開とか。

IMG_0007久しぶりに父と2人で桜めぐり。甘酒を飲んで一休みし、三春の里でおそばを食べてきました。

亡くなった母の実家では、昨年から従兄夫婦が花見茶屋を始めました。この日は1日中、桜三昧でした。

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日本原水協主催~原発・核兵器・私たちの未来 partⅢ/シンポジストで「福島からの証言」

IMG_000811日、日本原水協がある東京文京区の平和と労働センターで、日本原水協主催の表題のシンポジウムが開催され約90人が参加されました。この日は、消費税増税中止を求める大集会が開催され5,000人の参加者だったそうです。その会場からこのシンポジウムにも参加された方が多数でした。また、県内から都内に避難している方もいて、終了後声をかけられました。

私が「福島からの証言」、館野淳核・エネルギー問題情報センター事務局長が「東電福島第一原発の現状は」、高草木博日本原水協代表理事が「ヒロシマ・ナガサキ・フクシマをくりかえさないために」のそれぞれのテーマで報告。

さらに、特別発言として土田弥生日本原水協事務局次長が、「ビキニ水爆被災から59年 ロンゲラップ島民はいま」のテーマ現地を視察してきた報告がありました。

最初に、それぞれ15分の持ち時間で報告し、休憩をはさみ参加者からの質問に答えて、最後に3分間の〆の発言という流れで、全体で夕方6時~8時30分まで1時間半のシンポジウムでした。

IMG_0011 3・11の大震災・原発事故からちょうど2年1ヶ月のこの日、 私は「空間的にも時間的にも社会的にも異質の危険をもたらすのが原発事故」のテーマで、今も15万人以上もの避難者がふるさとに帰れず、除染も賠償もすすまず、仮設住宅の修繕要望と復興公営住宅はようやく県がたった500戸建設となったばかりであること。

子どもたちや県民の健康への支援は長期にわたり必要だが、検査機器を配備したとは言えまだ充分でないこと。そして、福島第一原発のあいつぐ汚染水トラブル事故の問題は、復興どころか帰還できなくなる大変な問題だと指摘。

なお、汚染水トラブルについての技術的な計解明と問題点について、舘野淳さんからパワーポインターを使って分かりやすく説明されました。

また、高草木さんからは、核兵器開発と原発の平和利用の歴史的経過について、アメリカの核抑止力の側に立つ歴代自民党政府の隠されたねらいがある点を報告。そして、ヒロシマ、ナガサキに続き、フクシマも全国で支援していきましょうとよびかけました。

この日のシンポジウムは、ビデオで収録されていますので、何らかの形で後ほど見る事ができるはずです。

「収束」どころか事故の真っ最中、福島第一原発はトラブル続き/ネズミ侵入による停電事故、地下貯水槽から高濃度の放射能汚染水漏れ

img004       【4/9付け赤旗~8日の衆院原子力問題調査特別委員会で、黒川元委員長参考人も「事故は収束していない」と】

3/18に東京電力福島第一原発の停電によって使用済み燃料プールなどの約3時間も重要機器が冷却ができなくなった原因は、仮設電源盤にネズミが進入しショートしたことによるものでした。規定の温度上昇まで4日間の余裕があるとしていましたが、復旧には29時間もかかりました。

「まさか、ネズミがショートさせるなんて。また東電はごまかしているのでは?」との声が私たちにも結構寄せられていますが、3/23付けの赤旗で報道したように、実際にある工場で過去にネズミ入りショートし停電した事例はあったそうです。東電委託先の財団がこれを紹介し、以前から広報誌で「ネズミの事故は人災」と指摘し対策をよびかけていたそうです。

東電は、第一原発の屋外に止めてあるトラックの荷台に、仮設の配電盤が入っている金属製の箱が置かれ、その箱には上下5個ずつの窓があり、「ケーブルを引き込む関係で、下の窓には完全に閉まりきっていない部分がある」と、小動物が侵入する余地があることを認めています。

しかも4/5、今度はそのネズミ対策の工事で配電盤が地絡を起こし、3号機の使用済み燃料プールの冷却が3時間も停止するというトラブルが発生しました。

img002さらに、地下貯水槽から約120トンもの放射能を含む(セシウムを除去したあとの)汚染水が漏れ、総量で7100億ベクレルという過去最大の放射能量が漏れていたことを発見したと発表しましたが、今度も発見から2日遅れの4/5深夜でした。

ところが、4/7の東電の記者会見では、7100億ベクレルと発表した数値に誤りがあったとされ、実際には49倍の「約35兆ベクレル」というとんでもない数値に跳ね上がることになりそうです。

この2年間、屋外のトラックに仮設の配電盤を設置していることといい、これまでも劣化した汚染水のホースに草が刺さり漏水していたことも度々で、そもそも仮設での汚染水処理そのものが問題で、国は抜本的に計画を見直すべきです。その上、トラブルの公表が遅い。ネズミによる停電は3時間後で、今度の地下高濃度汚染水漏れは2日後でした。

数値の誤りといい、公表の遅れといい、東電の体質は変わっていないこと、事故も「収束」などしていないのは明らかです。東電まかせにせず、国が厳しい監視と指導を貫くべきです。それがなければ、双葉地域に帰還などできませんし、県民も安心して住み続けられません。

福島県の内堀副知事は8日、経済産業省にも要望したほか、原子力規制委員会を訪問し、国の監視体制の強化を求める佐藤雄平知事名の緊急要望書を田中俊一委員長へ手渡しました。

 

2つの母校の入学式へ~今年140周年の宮城小、90周年の郡山東高校

IMG_00018日、私の母校の小学校と高校の2つの入学式に来賓で出席しました。午前中は、地元宮城小学校の入学式へ。今年140周年を迎えるそうです。ピカピカの新1年生は8人です。私の頃は30数人2クラスあったんどえすが、こんなに少なくなって様変わりです。でも、「少人数のよさを生かした学校づくりをすすめていきたい」と校長先生の挨拶にそのとおりだと思いました。

IMG_0005午後は、こちらも母校の郡山東高校の入学式に県議会議長代理で出席し挨拶しました。郡山東高校は、今年創立90周年を迎えます。震災でプレハブ校舎で授業を受けていましたが耐震化工事が完了し、今年から正規の校舎で学ぶことができるようになりました。

また、PTAの協力で全ての教室にクーラーがつくようになるとのことです。でも、本来ならPTAからでなく県の教育予算で設置すべきものです。異常気象が続いている今、子どもには我慢させよなどという時代でもありません。

ところで、きょうも強風が吹き荒れ、本宮からきた同窓会長は、いろいろな大きなものが吹き飛とんで危なかった、車も飛ばされそうだったとのこと。実際、新幹線も高速道路もストップしました。郡山の西部地区は、風が強い点では負けない地域ですが、今回のは台風なみの異常気象そのものです。

4・20、市田書記局長を迎え共産党演説会、駅前で原発再稼動やめよ・憲法9条守れの宣伝署名

3012[1]img0014/20午後1時30分より、郡山市磐梯熱海のユラックス熱海で参院選に向けた共産党の演説会を開催します。弁士は、市田忠義書記局長、紙智子参院議員、いわぶち友参院選福島選挙区予定候補です。5人の県議団も登壇し、私が代表して単時間ですが挨拶します。

きょうは、岩崎真理子市議とともに、会場周辺の温泉旅館を訪問し案内状を届けてきました。地区委員会のみなさんによるチラシまきや宣伝カーでの案内も並行して行ないました。

IMG_0005午後は、久々に郡山駅前の宣伝署名行動に参加。原発署名と憲法9条守れの署名です。今夜あたりに台風並みの荒れ模様になるとの天気予報があり、風が強く吹き始めていました。若い女子高校生が、憲法9条知ってるといって自転車を止めて署名してくれました。

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斎藤県議会議長へ議会常任委員会の再編、本会議場で原発問題を参考人招致して審議する場を申し入れ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA4日、斉藤県議会議長へ議会に関する2つの申し入れを行ないました。

1つは、県議会の常任委員会の再編についての提案です。現在、6つの常任委員会がありますが、企画・環境や福祉・公安、商労・文教常任委員会など、2つ以上の部を審議する一方で、総務、農林水産、土木常任委員会は単独です。

大震災・原発事故を受けて、県予算も震災前の1.7倍にも増えた中で、それぞれの部局の審議内容も大幅に増えています。例えば、災害対策関係の生活環境部は、原発問題から被災者支援まで審査内容は幅広く、医療・福祉関係も同様です。私たちなりに再編の提案も示し、再編ついての検討を申し入れました。議長は各会派に伝えると答えました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA もう1つは、地方自治法の改正により、県議会の本会議場に参考人を招致できるようになりました。原発問題では、停電による原発トラブルが発生し大問題になったばかりです。すでに、県内市町村議会では、何度も東電や国を参考人として招致し議会を開き、原発や賠償などについて審議しているのです。

 原発問題は、エネ協(エネルギー政策議員協議会)という3人以上の会派の代表で構成しています。本会議場で、原発問題を参考人を招致し、全議員参加のもとで審議する場を設置するよう、議長へ申し入れました。

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また、申し入れの冒頭に、斉藤健冶議長のインタビュー記事が掲載された今週号の赤旗日曜版をお持ちしお礼を述べました。斉藤議長は今年2月、原発がある14県の議長が自民党本部の会合に呼ばれたものの、原発再稼動の話が北海道や青森県から出たことから「福島の現状を見もしないでわかりもしないで、再稼動なんていいかげんしろ」と発言し途中で退席したのです。

斉藤議長は、原発10基廃炉の請願を請願を11年9月県議会で採択した立場から黙っていられなかったと述べていますが、言葉は少々乱暴なものの曲がったことは嫌いな気骨の人です。

このあと、未来ネットワーク会派の高野代表者にも申し入れの趣旨を伝え、検討をお願いしました。

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