県議会「復興・雇用・県土再生特別委員会」で、新潟県と群馬県を調査

13~15日、県議会の復興関係の特別委員会の県外視察で新潟県と群馬県へ行ってきました。この特別委員会には宮川県議と2人で所属しています。

新潟市では、イネを原料としたJAのバイオエタノール製造所を視察。世界には食料不足の地域があるのというのに、おいしい米どころの新潟産米を食用ではなく、車のガソリンの代替品としてバイオ燃料にするとは人道上も許されることでしょうか。JA職員も本音では疑問を感じているようで、減反の田んぼを荒らさないための1つの手法として、と言っていました。

自民党政権は、補助金を出してまで減反をすすめ、その一方でアメリカからMA米を輸入し、さらに今度はTPP参加で日本の市場を完全にアメリカに開放しようとしています。安倍自公政権の政治は、亡国の道です。

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新潟県庁では、福島県から約5000人余の避難者を受け入れていただいている避難者担当課から聞き取りをしました。原発事故による長期にわたる避難は、避難者にとっても、受け入れ自治体も先が見通せないという不安や困難さがある。これまでの法律の枠では対応しきれない問題が多いことから、国の対応が求められるとも。

また、新潟県は、新潟中越地震で全村被害を受けた山古志村へ、国や県の補助金を組み合わせ、高齢世帯が多いことに配慮し1000万円程度の安い木造戸建ての災害住宅を提供しました。本県にも大いに参考にすべきです。

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群馬県渋川市にある群馬県森林組合連合会は、地球温暖化対策として林業振興に取り組んでいます。これまで山に放置されてきた間抜材の活用を含め、30cmの角材に統一して山で切り出す技術指導を行ない、ABCランクに分別してランクに応じて全量定額で買い取るしくみをつくったのです。目からウロコでした.

もちろん、国や県のさまざまな補助金メニューを使いながらです。担当者は「出口対策」、県産木材が流通するしくみを国や県が示すことだと強調していましたが、そのとおりです。

きょうは、わが家の田植え

きょう12日、夫が準備してきた田んぼに田植えをしました。きのうは午後から雨だったそうで夜中まで降っていましたが、今朝は晴れ上がり、日曜日のきょうは絶好の田植え日和でした。

私は食事の支度やら洗濯や用事をしにでかけたりで、いつもながら夫の手伝いをあまりできなかったのですが、ちょうど従妹がタラの芽をもってきてくれたので夕食は天ぷらにしました。ちょっぴり放射能の心配がなくはないのですが・・・。めったに食べるものでもないし、まあいいか。でもおいしかった!

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都議選支援/吉田都議団長の地元杉並区で福島原発事故の現状など訴え

9~11日まで、都議選の告示まで1ヶ月後にせまった都議選支援に入りました。都議選は6/14告示、6/23投票で戦われ、7月には参議院選挙と続きます。都議選はその前哨戦です。

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【9日、高円寺駅前で吉田都議団長、阿部県議と共に街頭宣伝】

私は阿部県議とともに、吉田信夫都議団長の地元杉並区で駅頭宣伝や、つどいなどで福島原発事故の現状などを訴えさせていただきました。安倍首相が96条改定を参院選の争点にすると表明したばかり。それへの危機感もあるのでしょう、街頭宣伝でも沿道からも反応がよく、手をふって応じてくれます。

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【12日は雨。山田区議、吉田都議団長、私~吉田団長の地元下井草で】

ところで、吉田都議団長は、新潟柏崎出身で、実家は刈羽原発から3kmしか離れていないそうです。一方、大学で油絵を学んだ腕前の持ち主で、杉並区や阿佐ヶ谷の90年代半ばのなつかしい街並みや民家を水彩画でスケッチし、画集を出版しています。

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今は忙しいためそれがかなわず、身近な題材の和菓子、花、野菜、果物などを描き、ちょうど支持者の素敵な喫茶店で個展を開催中でした。夜のつどいの前に、おいしいピラフをいただきながら絵画鑑賞。なんとも幸せなひとときでした。

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【これは泉屋東京店のクッキーですが、私が最初に勤めた会社です】

夜のつどいでは、福島の原発から2年すぎた現状をお話させていただきました。約40人が参加していただき、みなさん大きな関心をよせていただき、質問などにも答えながらみなさんと交流。出口で福島への募金をよびかけていただいて、その後の募金と合わせて全部で18万円近い募金が寄せられ、地区委員長からお預かりしました。

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 共産党都議団は、石原前知事、そして猪瀬現知事とわたりあい、足りない認可保育所の増設や特養ホーム建設、その財源は1m1億円もかける外環道路のムダづかいを厳しく追及し、それを中止し数%の予算で実現できると論戦し、都民の命とくらしとを守るために大奮闘しています。大きなご支援で共産党の都議団の議席を大きくのばしてほしいと思います。

共産党中央委員会、参院選、都議選候補者そろう

神山ファイル 0888日、党本部で開かれた第7回中央委員会総会は、参院選と都議選を目前に開かれました。安倍政権は、アベノミクスでの支持率があがっていることを背景に憲法9条改悪をねらい、96条の改定を参院選の争点にするとまで公言しはじめています。

第96条の改憲の手続きに必要な3分の2の賛成を、2分の1にまで改憲手続きのハードルを引き下げるというのです。しかし、NHK夜9時台のニュースでも改憲論者の小林節教授を登場させましたが、「時の政府が簡単に変えられないようにハードルを設けているのにそれを下げたら、他の法案と同じになってしまう。憲法は、他の全ての法律の上にあるもの。

改憲したいというのであれば、政府はこの3分の2の賛成という高いハードルを越える努力をしなければならない。それをしないで安易にハードルを下げるべきでない」と明快です。わが党と同じ主張です。

さらに、安倍政権は、アベノミクス経済対策、原発再稼動、TPP交渉参加、消費税増税と社会保障改悪へと暴走し始めていますが、そのハナから国民の支持を失っている。それは、「財界とアメリカいいなり」という腐った土台の上に立っているからだとズバリ指摘。

翌日の朝日新聞は、この会議のようすを「自共対決鮮明に」と報じました。

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5月の連休後半は、夫の母の米寿のお祝いで帰省

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4~6日は、夫の母が米寿を迎え、みんなでお祝いしました。夫の兄弟とその子どもたち、孫、ひ孫などが久々に一同に会しました。夫の父はすでに10年以上前に他界しています。

病気もあり、入退院や施設に入所したりしていますが、それでもこの日は元気そうにふるまっていました。私の孫から花を受け取るおばあちゃん。

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憲法を考える郡山市民のつどい~真木實彦福島大学名誉教授が「安倍政権でどうなる日本の未来」で講演

きょう、5/3は、1947年の施行から66年目の憲法記念日です。安倍晋三政権が、今年7月の参院選挙で憲法改定を争点にすることを公然と表明するなかで、きょうの憲法記念日を迎えました。

憲法を考える郡山市民のつどいで、福島大学名誉教授の真木實彦さんによる「安倍政権でどうなる日本の未来」~アベノミクス、憲法、そして世界からの目~のテーマで約1時間半にわたる講演会が開催されました。

安倍政権は、自衛隊を国防軍に変えるため、憲法9条の改定をにらんで、まず第96条の改定を行なうことを参院選の争点にするとしています。96条の改定は、国会で3分の2以上の賛成が必要ですが、他の法律なみに2分の1にまで引き下げようとするものです。

福島県9条の会の事務局長でもある真木さんは、県内でも学習会を多くもち、憲法96条先行「改正」に反対するアピール」署名にとりくむことも明らかにしました。

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さて、安倍政権の経済政策は、アベノミクスの3本の矢で大規模公共事業の拡大で財政赤字も増え、雇用も壊されることを解明。また、安倍政権が日銀の自立性をなくし政府が介入して金融緩和策をすすめることは、かつて失敗したやり方だとドイツから根源的な問題を指摘されていると海外からの目を紹介。

さらに、自民党の改憲案にあるように、戦後レジームからの脱却の総仕上げ=「憲法体制の解体」と位置づけていること。現憲法の「国民が主人公」を「国家が主人公」に、いいかえれば「国民をしばる憲法」に変えるものだと強調

憲法をくらしに生かすこと、そして二度と戦争する国にしてはいけません。96条の改定と9条改定は一体のものです。改憲を何としても阻止するため、今度の参院選挙は大変重要な国政選挙です。

第84回郡山地区メーデー、雇用守れ・賃金引き上げこそ労働者の願い/デモ行進で原発再稼動、TPP、消費税増税、憲法改悪反対を響かせて

5/1は、郡山地区メーデーが開成山や野外音楽堂で開催され約300人が集いました。この日は、風も吹き抜ける肌寒い日で、会場で生健会のみなさんが用意したあたたかいコーヒーを飲んでほっとしました。

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 集会では、私が党地区委員会を代表して、タイトルにある点を述べ「これら安倍政権の暴走を許さずたたかっていきましょう」と連帯の挨拶。メッセージは、共産党の紙智子参院議員、熊本県中地方振興局長、品川郡山市長などからよせられ集会で紹介されました。

 

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【生健会のみなさんによる手づくり品とあたたかいコーヒー】

 

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集会後、開成山陸上競技場入り口から郡山駅までデモ行進し、「原発の事故収束宣言は撤回せよ~」、「賠償金に課税するな~」、「放射能から子どもを守れ~」、「消費税増税反対」、「TPP参加は中止せよ~」、「憲法96条改定はんたーい、9条守れ~」などとシュプレヒコールしながら元気に市民にアピール。

ダンプ労働者も、デモ行進に横断幕をつけて参加。以前に助手席にのせてもらったことがありますが、眺めは最高です。

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また、夜には県教組郡山支部、国労郡工支部などが主催したメーデー集会があり、こちらの集会でも党地区委を代表して挨拶しました。