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障がい者5団体が補助金カット分の支援策求め         県担当グループと懇談会開催

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 29 日、郡山市内で、障がい者5団体と県障がい者支援グループとの懇談会が開催されました。主催は、きょうされん福島支部、福島県小規模作業所連絡協議会、福島県全身性障碍者等連絡会、福島県手をつなぐ親の会連合会、福島県精神障がい者家族会連合会です。5団体が県と合同の懇談会を開いたのは初めてです。

 今年6月県議会の開会日、県が県独自の小規模作業所運営費補助金を新年度から一部削減した問題で、初めて障がい者団体がそろって県庁前で大集会を開き、県に要望書を提出。今回は、その後の国や県の動向を聞くとともに、小規模作業所を中心とした制度や施策の充実を求めて開かれたものです。

 県からは、自立支援グループの伏見参事はじめ5人が出席。障がい者団体の各代表から現状や問題点が述べられたのち、約1時間にわたって会場フロアからの発言者と県とでやり取りされました。
 
 特に、知事が7月11日の定例記者会見で「9月補正予算も視野に入れて支援する考え」との報道を受け、その中身についての質問があいつぎました。しかし、県は具体的にはこれからとして回答を避けました。

 伊達市の金沢艶子さんは、7月14日付福島民友に掲載された「国と県が補助金の廃止や削減で小規模作業所が大変になっているのに、福井日銀総裁が村上ファンドに投資して1,473万円もの利益を得たニュースを聞いてびっくりした。まじめに精一杯生活している障がい者の実状を理解していない」との自分の投書を紹介し、共感の拍手につつまれました。

 そのほか、県単補助金は人件費にあてるというしばりをはずしてほしい。せめて重度加算を。法人化要件のサービス管理責任者の研修枠をもっと広げて。市町村に格差が生まれないよう県の役割発揮をなどの要望が出され、これらは県が持ち帰り検討することになりました。
                           <えつこ通信 NO.337>

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コメント

神山えつこ県議会議員様、こんばんは。愛知からアクセスしています。
福祉を目指す日本にするなら、福祉や社会保障の予算を削られないで欲しいですし、補助金カット分してまで……と思うとあり得ないし、書いている時も「何かおかしいなと」、?マークが頭の上に出ています。
これからもコメントを書きますので、よろしくお願いします。

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