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とんでもない柳沢厚労大臣の女性蔑視発言

 27日柳沢伯夫厚生労働大臣が「女性は産む機械」に例えた発言は、「安倍内閣と自民党が女性蔑視の思想を根強く持っていることをまたもや露呈したものといえます。

 柳沢大臣がどんなに謝罪しても、彼の本音はここにあるのですから、大臣の資格などありません。私はきのう、本宮市の男性の方から「もっと抗議を強めなくてはダメだ」との電話を頂いています。

 それなのに、きのうのニュースでは、安倍首相が罷免するどころか大臣をかばい「職務を全うしてもらいたい」などと言う始末。公明党も「何ら問題ない」というのですから、あいた口がふさがりません。

 県議会でも2005年の中学校歴史教科書改定の年、ジェンダーフリーに対する逆流(バッグラッシュ)の動きが出て、自民党県議が2月県議会の総括質問で質問。私は翌日の質問で反論したことがありました。

 いずれにしても、安倍首相の任命責任が問われます。これをかばい続けるのであれば、安倍首相自身の辞任問題に発展するのではないでしょうか。こんな人を大臣を座らせていること事態、日本人として国際的にみても本当に恥ずかしい!!

 もっとも、この大臣はこの発言について妻からも叱られたとの報道がありました。それでも大臣をやめないというのです。

 加えるなら、この大臣は労働者の残業を野放しにするホワイトカラーエグゼンプションという労働法制の改悪をねらっています。この点からも大臣に居座らせておくわけにはいきません。

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