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今期最後の県議会きょう閉会

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【当初予算案、決算審査議案2つの反対討論に立つ】

 県議会が、きょう16日最終日を迎え閉会しました。ついに、2期目最後の議会が終わりました。閉会にあたって議長や知事の挨拶を聞いているうちに、この4年間、長谷部県議と2人で自分なりに頑張ってきたなと思ったらすうっと涙がこぼれました。
 
 2つの反対討論に立ち、ようやく団長として最後の役目が終わりほっとしたせいもあります。議場でこんな思いで涙をこぼしたのは初めてです。

 最初の頃はおぼつかない感じでしたが、昨年の県庁をゆるがす前知事の談合汚職事件では鍛えられました。控室の事務局はじめ、前県議の江田さんやたくさんの人に支えていただいて、共産党県議として、団長として、何とか無事役目を果たせたかなと思います。

 きょうは、最上県委員長と町田さんも傍聴に来てくれて、終了後は控室で古川さんが用意してくれた「勝ち栗」を食べながらウーロン茶で乾杯。
 
 夕べは、いつもながら原稿がなかなかできない私は、宿泊しているホテルで2つの原稿仕上げに苦しんでいました。パソコンまで途中で動かなくなり、ホテルからお借りしたパソコンも電池が切れて原稿は途中まで。

 ハプニングに「あわてないで」と自分に言い聞かせながら、ようやくきょうのお昼近くに仕上がるという、最後まで綱渡りの議員生活でした。
 
 

 ところで、今議会は雄平新知事になって初めての予算編成ということでマスコミも注目。特に、総合的な文化行政を行なうため、教育委員会所管の生涯学習と文化、スポーツを知事部局の企画調整部へ移す条例案が提出されたことから自民も反発。

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【文化行政部設置関係条例案が、与党の県民連合、公明、無だけの賛成少数で否決】

 私たちも、新部の設置条例には、「あまりにも唐突でありもっと関係者や県民の意見を聞いて慎重に」という立場から議案に反対。自民党、共産党、無所属1人の33人が反対(定数58)したため、賛成少数で議案は否決されました。

 自民党が議案に反対したのは戦後初めてだとか。テレビも大きく報道しましたが、そんなに大きなニュースなのかと思います。何しろ、ムダな大型事業が入っている予算案そのものに「賛成」ですから、新知事に対する"与党"宣言したと同じです。

 いよいよ、明日から選挙本番に向けてスタートです。

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