県9条の会が、井上ひさし氏を招いて「秋の講演会」
【講演する井上ひさし氏】
21日、県文化センター会場が満席で、2,000人の参加者となった福島県9条の会の「秋の講演会」。さすが、井上ひさしさんです。
おもしろい話に笑いが絶えませんでしたが、日本国憲法がおしつけ憲法どころか、地球の半数の国々で日本国憲法の前文や第9条が取りいれられ外交政策などに生かされ、国連でも活用されていることなど、分かりやすく話されました。
講演の冒頭、少年時代に山形から福島市によく野球観戦に来ていたというエピソードには、親近感がいっそう湧きました。
【乙女の像の上映と朗読】
佐藤真子(真子)さんのピアノ弾き語りは、シャンソンから始まり、会場との合唱も入ってたっぷりと素敵な歌声が響きました。
他に、戦争中、学徒動員中の白河高女生が郡山空襲で犠牲になった悲劇が、今年「乙女の像」という絵本が元教師によって刊行されたばかりです。
この絵本の上映と朗読、佐藤さんの歌、井上さんの講演のどれも「平和でこそ」の思いをいっそう深めた一日でした。
【9条りんごをつくった県北農民連のコーナー】