青年のみなさんがアンケートを集約し県と懇談
24日、青年フェスタ実行委員会のメンバーのみなさんが、この間集めた108人分の青年のアンケート集約を持って、県の商工労働部の雇用労政課と懇談し、県議団も同席しました。懇談の前には、県政記者クラブで記者会見もしました。
県の担当部と青年のみなさんの労働実態を聞いていただくこうした雇用問題、特に非正規雇用の問題で懇談するのは初めてだと思います。なごやかに、真剣に話合いがすすみ、1時間はあっという間でした。
県の担当者は、青年の労働実態を興味深く聞いてくれて、非正規雇用に問題があると率直に感想を述べ、互いに労働者の権利を学ぶ大切さも共有できました。
それにしても県の担当者も驚くほど、サービス残業が横行しているようです。コンビニでアルバイトしている青年は1日4時間のうち、半分の2時間はサービス残業との事例も。
昨年9月、ネットカフェ難民の問題で宮川県議が質問した際と比べても、県の対応がまるで違ってきたなと思います。担当者が交代したからと言う面もあると思いますが、今年2月に、国会で志位委委員長がキャノンなどの違法な派遣労働者の実態を追及して以降、潮の目が変化しているようです。