えっ、今度はニートを扶養控除からはずす?
22日付福島民友・民報、河北新聞の一面に、自民党税制調査会が、ニートの扶養控除をはずすという記事が掲載され、この日の朝、難病の娘さんをかかえるお父さんから県庁控室に問い合わせがありました。
この方は、郡山市内の方だったので、夕方おじゃましてお話を伺いました。
「私の娘は、18歳の時に膠原病という難病の認定を受け働けない状態です。 ニートが対象のようだが、同じように扱われたら私の扶養からはずされるかもしれない」
「一方で、90歳の両親を介護施設に入所させているが、昨年10月から居住費と食費が自己負担となって、2人分で4万円の負担増です。なぜ、弱者をいじめることばかりするのか」
私もこれはひどいなと思って読んだばかりでした。ニートやフリーターが増えているのは、政府の雇用政策が原因ではありませんか。自らの雇用破壊を棚に上げ、親の負担を増やすとはとんでもないことです。
自民・公明の与党は改悪した労働法制を見直し、大企業にもっと正規雇用を増やすよう指導を強化すべきです。そして、こんな扶養控除はずしはとりやめるよう求めていきましょう。