原市長のパーティー券問題で真相公表と市長辞任を要求
原郡山市長の新春のつどいパーティー券をめぐる問題で、30日党地区委員会と市議団連名で原市長に申し入れを行いました。佐藤克朗地区委員長と私、高橋善治市議の3人に、二瓶総務部長が応対しました。
このパーティー券をめぐって今月25日、郡山市の現職部長12人と退職部長2人の14人と後援会役員2名、合わせて16人が政治資金規制法違反容疑で書類送検されました。郡山市政始まって以来、前代未聞の重大事件です。
ところが、原市長は市長自身が当事者であるにもかかわらず、自ら進んで事態の経過と真相を究明し市民に明らかにするという最低限の責任さえ果たそうとせず、まるで他人事のような振る舞いを続けています。
今回書類送検された現職部長全員が、簡単な処分のみで今年4月に改めて原市長のもとで任命されています。これは、原市長が事の重大性を認識せず、反省も言葉ばかり、34万市民のリーダーとしての資質に欠けていることを示すものです。
申し入れでは、①大量のパーティー券の全容を自ら調査し公表すること。②郡山市政始まって以来の重大事態を招いた責任を取って、全容解明の後に市長を辞任すること、の2点です。
応対した総務部長は、「司法の手で解明されるのを待って判断する」などと答えたため、「自ら」真相を明らかにすべきと強く申し入れました。
このようすは、FTV(福島テレビ)とNHKテレビ昼の県内ニュースで報道し、NHKは、夕方6時台と9時台にも放映。
しかも、新たに判明したこととして、パーティー券を持ち込んだ人物は鈴木代表監査委員で、「案内チラシ20枚を持ち込んだ」との本人コメントも放映。さらに、昨年の市長選で原市長の選挙参謀を努めていた人物と報じたのです。今後の市長の対応に注目を。