今出ダムの学習会

9日夜、丸本由美子須賀川市議の地元後援会が開いた学習会に、飛び入りで参加しました。
きょうのテーマは「今出ダム」。講師は、地下水の地質調査が専門の谷藤氏でした。
須賀川市を含む石川地方の市町村でつくる水企業団は、石川町に今出ダムを建設し関係市町村へ水道を引く計画です。
共産党の橋本・丸本2人の市議は、一貫して市に撤退を求め、私自身も、04年9月県議会で利水計画を見直すよう質問していました。
今年2月水企業団は、利水計画を大幅に縮小することで一応の決着をみました。
しかし、谷藤氏の調査によれば、母畑湖の千五沢ダム(農水用)とつなげるこのダムは、水質が相当悪く、そのための高度浄化施設や建設コストをみると県内一高い水になりそうです。
地質的には、詳しく調査していない現段階でみても、井戸水など地下水の利用や互いの市町村で融通し合うなどすれば、ダムに頼らなくても水は確保できるだろうとの見解です。
私も参加させてもらって大変勉強になりました。