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被爆体験を聴く会、バンクーバー平和大会参加者壮行会

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 11日の午前は、郡山原水協主催で被爆者の体験をお聴きし、6・/23~28カナダのバンクーバーで開かれる世界平和フォーラムに福島県代表の一人として参加する丸本さん(19歳)の壮行会が開かれました。

 参加者は25人ぐらいでしたが、丸本さんを激励しようと郡山市内からと福島市からも青年がかけつけ、半数は青年のみなさんでした。 写真は、木幡さんと丸本さん(はっぴ姿)を囲んで。
 

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 写真は、講演前に16歳の時の木幡さんの写真をみせていただきながら懇談する私。

 被爆体験を話されたのは、三春町上舞木にお住まいの元教師木幡吉輝さん(75歳)です。青年のみなさんは昨年も木幡さんのお話聴く会を開いていますが、私は初めてでした。
 
 木幡さんは、長崎で被爆。当時諫早中学校4年生(16歳)で、航空廠で発動機の修理部へ学徒動員されていました。

 そこから原爆投下後の長崎へ行かされ、生地獄の中で死体運びをさせられたのです。夜には普通食べることなどできない大きな銀シャリの握り飯1個出たそうですが、とてものどを通らなかったといいます。

 木幡さんは、原爆投下時の悲惨な状況が書かれた紙芝居も披露。時折自分の体験談も交えながら説明文を読み上げました。また、自筆の書もいただきました。長生きしてほしいと「生きる」と「忍」の2つの言葉です。

 このあと、バンクーバーに行く丸本さんの壮行会が開かれ、参加者からは激励の言葉や寄せ書きしたはっぴが贈呈されました。

       

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