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「北朝鮮ミサイル発射」に抗議する意見書全会一致で採択

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 きのう5日は6月県議会の最終日でした。ところが、宿泊しているホテルでテレビをつけたら「早朝に北朝鮮がミサイル発射した」というニュースにびっくり。午前8時20分ごろには安倍官房長官の声明も出されるなど、大変な事になったと思いました。

 9時半少し前に県庁控室に着くと、自民党の橋本政調会長から緊急だが意見書を提出したい旨の打診があった、と長谷部県議から報告されました。

 結局本会議の開会が1時間半遅れましたが、「北朝鮮のミサイル発射に断固抗議し経済制裁など毅然とした対応を求める意見書」は、全会一致で採択されました。

 私たちが意見書案で危惧したのは、「経済制裁」ありきにならないかという点でした。社民党も控室に来られこの点を気にしていました。

 私たちは、文言に「経済制裁を含めて」と少し含みを持たせることを条件に、原案に賛成することにしました。その間党本部に問い合わると、11時30分に志位委員長が発表するというので、その内容をFAXしてもらいました。

 志位委員長は、「事前通告なしに行なうことは、航空機や船舶に危険を及ぼすものであり、国際ルールに違反するものである。・・・厳しく抗議する」。また「経済制裁を含む適切な措置をとることはありうることだ」とのべました。(詳しくは6日付赤旗)
 
 ところで、なかなか議運が開かれません。どうやら県民連合がもめているようす。社民党が「経済制裁」の文言にこだわっているようだというので、控室を訪ね社民党県議に私たちの見解を伝えました。
 こうした各党間のやりとりを経て、意見書がようやくまとまったのです。

 それにしても、7発も発射した北朝鮮の無法なやり方、いったい何のためでしょうか。アジアのあらたな紛争の火種になったり、日本がこれに乗じて武力行使の道へ、などという恐ろしい展開にだけはしたくないものです。
(えつこ通信 NO.334)

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