知事答弁が増えた11月県議会 長谷部県議が一般質問
これまで前知事のもとで、知事の議会答弁は、一項目だけ(一般質問)。全国でわが県だけの異例なやり方でした。
私たちは、これまでも何度も改善を求めてきました。新知事になったことを契機に私は改めて議運で要求したところ、今議会からさっそく知事答弁が増えました。松平知事から続いてきたのですから、実に30年ぶりでしょうか。
ところで、長谷部県議は6日、談合問題、公共事業のあり方、原発問題、医師不足問題、介護保険、認定こども園などについて質しました。そのうち知事答弁は3項目でした。
知事は、他の議員への答弁とはうって変わり、緊張した面持ちで答弁。特に再質問への答弁では、「今回の選挙では建設業界からの献金は一切受けておりません」と述べただけで、それ以前のかかわりを意識的に避けました。
さらに、プルサーマルについても「県議会や県民、関係市町村の意見を聞いて慎重にすすめる」というだけでは、どちらともとれます。
前日には、東電が海水温度設定を1度低くしていたというデータ改ざんを18年間隠していたことが発覚。長谷部議員は当然この問題をただしました。さすがに知事も推進するといえなかったのでしょう。
ところで、代表質問や一般質問の冒頭で、ほとんどの議員が「知事、当選おめでとうございます」と祝辞を述べたのにはあきれます。最初の議会からこうでは、自民党まで含めて早くも「与党宣言」したとしかみえないのですが。
コメント
きょうは議会閉会ですね。
一般質問等ごくろうさまでした。
ひとつ要望があります。
職員は知事を何と呼ぶのでしょうか。「知事」と呼ぶべきです。
それが知事の言う風通しのよい職場
前は「知事さん」だから裸の王様化
しました。そうなっているかどうか
出先では警察は署長サンと呼ぶようです。今は分かりませんが。
そんなところが大事なことです。
知事と呼んだ時期もありましたが、その頃は風通しはよかったです。
投稿者: 寺島旭 | 2006年12月14日 13:56