「郡山児童相談センターの独立」がついに実現
すでに、私のブログの昨年10/30付けでお知らせしたように、地元紙でも報道されましたが、ようやく長年私たちが求めてきた中央児童相談所「郡山相談センター」が、「独立」の方向で新年度予算にもりこまれそうです。本当に良かった!!
写真:02年9月、郡山合庁南分庁舎へ移転されたばかりの「郡山相談センター」前で。
しかし、どうも手放しでは喜べないようです。これまで「郡山相談セーター」には一時保護施設が併設されていません。この機能がないまま形だけ「独立」させるようです。あさっての政調会で質したいと思います。
現場からは、一時保護施設がないと日常の子どものようすを的確につかめないとの声が上がっています。しかも専門家も不足していて、対応しきれないと悲鳴に近い声も。事は、人命にかかわる重要な機関なのです。単に財政が厳しいからで済まされる問題ではありません。郡山には、これまで「分室」しかありませんでした。99年の私の初当選以来、民間のテナントの2階に「間借り」していた問題を追及するなど、私は議会で何度も質問してきました。
その結果、ようやく02年9月、「センター」へ格上げされ再出発。場所も郡山合同庁舎敷地内の南分庁舎へ移動しました。しかし、一時保護施設がないため、これでは不十分と指摘してきたのですが、それが昨年の悲しい事件へ発展してしまった。指摘どおりになってしまったのです。
昨年、泉崎村で発生した児童虐待死事件が契機となってつくられた県の検証委員会からも、郡山相談センターの独立化が提言されていました。
「一時保護施設がない」問題と、「専門職員不足」問題については、これからも引き続き求めていきます。