県中小企業家同友会創立30周年
今年、中小企業家同友会が30周年を迎えました。22日夕方開かれた式典とパーティーに参加しました。現在、新しくできた田村市の同友会を含め、会員は1,600人だそうですが、創立時はなんと46人での出発だったそうです。
会場では、苦労話も含めたビデオが上映されましたが、ふつう経営者はなかなか悩みや弱音をはく場などないのでしょう。でもある会員は経営がどん底の時、同友会で話すことが支えになったといいます。胸があつくなりました。
きっと、これが会員の大きな魅力になって組織が拡大してきたのだと思います。また、行政の補助金を一切受けていないのもすごい。だから遠慮なく活動でき、ものもいえるとのこと、納得です。
ところで、昨年9月県議会で、議員提出条例の「中小企業振興条例」が制定されました。私はこの条例づくりのメンバーとなったので、高橋党市議と一緒に同友会を訪問し、安宅直前理事長ら役員の方々と懇談させていただきました。
その時、同友会がずっとこうした条例の制定を求め運動を展開していたことを知りました。それを生かして私も積極的意見を述べ、内容的にも同友会が求める条例になったと思います。その点からみれば「全国初」(実際には埼玉県に次いで2番目)といえます。