東電のデータ改ざんがまた発覚 東電と県へ申し入れ
東京電力が1/31に公表したところによると、77~02にかけて行なった199回の定期検査において、福島原発10基のうち9基で検査データの改ざんを行なっていたとされました。またも、県民は裏切られました。
02年8月29日、共産党の吉井英勝衆院議員が東電の福島原発へ調査に入ったこの日、東電が、それまでの検査記録を改ざんしていたことを突然発表。その結果10基全部の原発が停止するに至りましたが、あの時の事件を県民は忘れていません。それなのに今回発覚したのも同じ時期だったのです。
なぜあの当時、水平展開して徹底究明しなかったのか。これまでの東電のとりくみは、何だったのかといいたくなりますが、これは東電の原発に対する「安全神話」と「隠ぺい体質」が何ら変わっていないことの証左です。
2/5、私たち県議団は、県庁近くにある東電福島事務所へ出向いて抗議し、経営効率優先の経営者側の方にこそ問題があるのでないかと批判。徹底究明と再発防止を社長に伝えるよう申し入れました。また、知事へも申し入れました。もちろん、プルサーマルは絶対受け入れないように求めました。