須賀川のフリーママサークルが県交渉

8日、須賀川新婦人のシングルマザーでつくる“フリーママサークル”が、県へ要望書を提出し懇談の場をもちました。
これまで、厚労省へは何度か交渉しているようですが、県交渉は初めてです。なかなか職場を休むのも大変なので、午前中は須賀川市と交渉、夕方に県と交渉という日程でした。私と藤川県議が同席しました。
さまざまな事情で離婚せざるをえなくなって、シングルマザーとして頑張っている鈴木さとみさんを代表に、小山田さん、そして須賀川支部と県本部の役員のみなさんなど8人が参加。なお、鈴木さとみさんは、NHKテレビのワーキングプアの特集番組でも紹介されました。

国は、来年からさらに児童扶養手当てを削減しようとしています。前回改悪されたとき、厚労省は批判をかわすために、就労支援、住宅や保育所の優先入所などの附帯条項を付けましたが、この間の実績をみれば無きに等しいものです。
彼女たちの話は何度も聞いていますが、「財布に千円しかなくて子どもを病院に連れて行けなかった時が一番つらかった」と声を震わせての訴えに、ついもらい泣きしそうになりました。
県の幹部も心動かされたはずです。「ぜひ今回のように直接会って話を聞くなり、アンケートをとるなりして、県内にひとり親家庭が2万1,000以上の世帯があるというのですから、ぜひ母子家庭の実態を把握してほしい」と私も強調しておきました。