被爆ピアノin ふくしま
27日、郡山市公会堂に、広島で被爆したピアノがやってきました。企画したのは、「ルワンダの教育を考える会」です。
広島で生まれ育ったピアノ調律師の矢川光則さんは、古いピアノを直し調律を頼まれるようになり、この被爆したピアノもそうしたいきさつで手がけたもの。被爆した時ガラスが刺さった跡もそのまま残しています。こうして直した被爆ピアノは、全部で3台あるそうです。
ビデオでこの被爆ピアノの持ち主だった女性の物語を上映しながら矢川さんがこのいきさつをお話されました。第二部は、マリールイズさんがこの被爆ピアノとヤガワさんについてのべ、さらに、このピアノを演奏するジャズピアニストと福島市在住のアメリカ黒人のジャズボーカリストを紹介。
素敵なジャズショーでした。2人とも男性で、この日はボランティア出演とか。私は、きっとクラシックや日本の叙情歌の演奏かなと想像していたので、思いがけない展開に驚きましたが、ナマでジャズを聴くのは初めてだったので、すっかり酔いしれ、とても得した気分でした。