出演したFCTテレビ「県議会タックル」
28日、午前10時25分より放映された県議会テレビ広報番組(FCT福島中央テレビ)を宮川県議、藤川県議と3人で視聴しました。控室のテレビ映りが悪いので、議会図書室へ移動。
30分番組で、メインテーマは「柏崎刈羽原発の震災の教訓を、福島原発にどう活かす」で、県議4人が出演し討論。
私は、まず「東電は“想定外”だったと説明しているが、本当に想定外だったのか」と疑問を投げかけました。実は、中越地震の際、刈羽原発の近くに今回の震災を引き起こした断層があるのを東電は知っていたのに見逃していたからです。
福島原発の近くには、南北に走る長さ70キロの双葉断層があるのに、そのうち北18キロしか「活断層」とみていない。再調査やると言っているが、トレンチによる調査は効果がないなど言い、ボーリング調査等で済ませようとしていること。
「津波対策」についても、東電は“想定している”といいながら、女川原発や浜岡原発のような対策はとっていない。
「核燃料税」についても、条例で決めた「本則」でやるべき(自民党と一致)と主張。しかし、県は東電との協議で重量割キロ11,000円のところキロ8,000円の暫定税率にするという。
この差で県は20億円もの減収となるが、年間売上げ5兆円経常利益3,000億円以上という東電からみれば、大した金額でないはずと指摘。
いずれにしても、討論を意識しなるべく相手に投げかけたつもりですが、やり直しがきかないテレビ討論は何度やっても難しいものです。