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廣長威彦さんの絵画展が開催中

kap071026-hironaga.jpg           【廣長さんと三穂田のイグネのある集落風景画】

 きょうは、郡山市内に住む版画家、廣長威彦(ひろなが・たけひこ)さんの絵画展を観てきました。

 郡山市日和田町にある県農業総合センターで10月23日(火)~11月4日(日)までAM9:00~PM4:30です。

 廣長さんは、だんだんと消えゆく民家を描き残そうと、郡山市近郊はもとより全国を旅して数十年間精力的にスケッチしています。この農業センターでは初めてとのことですが、今年の春、この会場近くでスケッチしていたら、農作業をしていた方にお茶によばれ、ここを無料で借りられるのを知ったそうです。

 今回は、イグネ(防風林)のある農村集落風景画が50点ほど展示されていますが、農業センターのホールにぴったりの絵です。特に三穂田町のイグネのある風景画が目を引きました。

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何しろこの三穂田町で、産廃処分場建設を住民運動で中止させ、裁判で勝利したばかりだったことを伝えました。

先生は、「全国を歩いても郡山近郊ほど昔ままの民家が残っているところはありません。三穂田は田んぼの真ん中に立つとどこでも絵になるところですね」
  
 「他県のイグネは1戸ごとですが、三穂田町は数軒の集落を囲んでいるので広がりがあります。しかも、色彩的にも杉林などの黒っぽいものだけでなく、桜やイチョウなども混じっているので、季節を変えて何度も通っています」。

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 この他、福島市政100周年を記念し、廣長さんが昭和30年代~40年代頃に描いていた、今は消えてなくなった建物や路面電車などの絵が、福島市内の東邦銀行本店で展示されています。きょうは、そちらにも足をのばしてきました。

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