総括質問で、無駄なトラハイより生活道路を 妊婦健診助成を第1子からに広げれば7億円で
18日は、私が総括質問に立ちました。道路行政、林道・農道問題、入札制度の一部見直し、子育て支援、県の温暖化対策を質問。
国会の「道路特定財源」論議にあわせ、県の道路予算が、高速道路やムダなあぶくま高原道路(トラハイ)などに4割も使われていること。生活道路の県道には半分以下だと指摘。これに、農業予算で大規模林道や農道までつくっていることを県の地図を使ってパネルで説明。
質問が終わってから、自民党議員から「オレも賛成だ」と激励されました。
知事に対しては、前知事汚職からわずか1年半、条件付一般競争入札導入から4ヶ月で、一部「指名競争入札」を復活させることについての見解を求めました。
知事は、「応札がなかった事例やすぐに発注できないで県民に支障をきたしている」などと答弁。しかし、昨日の他議員への答弁で、今年度3件の談合情報があり、そのうち1件が入札参加者間に何らかの形での接触があったと判断して「無効」とした事例を指摘し、再度知事をただしました。
その他、県の妊婦健診促進事業が第3子からとしているため、第1子からにしたとすれば約7億円との答弁。トラハイに県費24億円、小名浜東港に18億円(昨年の2倍)からすればわずかです。
最後の県の温暖化対策では、排出量を増やした最大の原因の火力発電への規制、部局ごとにバラバラな対応でなく整合性をもったとりくみを求めました。