山下参院議員と道路特財の「暫定税率」失効で県と懇談 R114号線とトラハイも視察
【この日もガラガラのトラハイ】
3日、共産党の山下芳生参院議員が、道路特定財源の「暫定税率」失効したことによる地方自治体への影響と現地調査に、本県に入りました。25日朝NHKで「トラハイ」の全国放送をみて福島入りをぜひと考えたようです。
山下参院議員は、参院の総務委員です。明日は、山下議員も国会で道路財源問題で委員会があるとか。私も臨時の総務委員会で県から説明を求めることになっています。その点ではグッドタイミングでした。
きょうは、午前中に県の財政部から当初予算の特徴や国に対する要望の聞き取り。午後は、R114号線とあぶくま高原道路(トラハイ)を視察。
【国道114号線を調査】
川俣役場で説明を聞き、未整備箇所の現地を調査。R399を通り小野町に出てトラハイを走りました。私は小野町方面から通ったのは初めてでした。
まだ整備途中なので、平田町から現県道矢吹小野線を通って空港まで。ところどころ工事している箇所とぶつかりますが、山を切り開いたり、トンネルを掘ったり、橋をかけたり、この最後のルートは結構お金もかかる場所のようです。
【県道矢吹小野線のすぐそばですすむトラハイ工事】
それにしても、現県道の交通量も少なかったし、肝心のトラハイも小野町からは夕方の4時台、空港から矢吹インターに向かって5時台に走ったのに、先月視察した午後1時台より車が少ないのです。
県は、「時間帯にもよります」ときょうも言い訳をしましたが、どうもそうではなさそうです。やはり、トラハイはムダな道路、これは否定しがたい事実です。
きょうの調査で走った距離は、県庁~R114川俣町~小野町IC~空港~矢吹IC~郡山駅まで179km。福島県は本当に広い。