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県議の海外視察は5日の各派交渉会で正式に中止

 今年7月、昨年の海外視察の見直しから1年もたたないのに、再開しようと共産党以外でつくった2つの調査団から議長へ計画書が提出されていたのですが、今月2日「取り下げ届け書」を提出。

 5日の代表者会議で報告され、各派交渉会で了承されました。ついに、今年の海外視察は中止となりました。

 取り下げの理由は、「今年度の県税収入が当初予算を大きく下回る見込みとなっていることなど、諸般の事情を考慮した」としています。

 県税の減収見込みは、先月26日の政調会で県が明らかにしたもので、「法人2税で100億円程度の減収見込み」は相当なインパクトでした。

 私たちは、この間一貫して海外視察中止すべきと指摘してきました。原油高騰などの影響で苦しんでいる県民の生活実態からみれば、そんな状況ではないからです。

 実は、今週の2~4日に議会運営委員会の調査で、京都、三重、愛知の3県を視察してきたばかりです。三重県で私が「参考人を呼んで活発な論議をしているようだが、その費用はどうしているのか」と質問したところ、「県議の海外視察(2,000万円の予算)をやめたし、その分を当てている」とのこと。

 この時点で、わが県も中止の方向でしたが、他党議員はこれをどんな気持ちで聞いていたでしょうか。いずれにしても海外視察中止は、賢明な判断です。当然、来年以降も「中止」とすべきです。

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