福田首相の政権投げ出し/知事申し入れ
5日は、知事に対し9月県議会(25日開会予定)に関する申し入れを行いました。知事には、冒頭で今月1日に突然辞任を表明した福田政権について、「解散総選挙で国民に信を問うのは当然だが、新首相のもとで国政の争点を明確にしてから行うべき」と私たちの考えを説明。
【9/1午後9:30~辞任表明する福田首相】
ところで、県の法人税収が100億円も減収する見込みです。ならば、大規模事業を本気で見直しすべきです。無駄づかいの道路・トラハイと小名浜東港の建設中止、毎年5億円の赤字を出している福島空港を閉鎖するなどで、財源は浮かせます。
その他、緊急を要する原油高騰への直接支援や、後期高齢者医療や国保税への支援、医師増員、学校耐震化などやるべきことはまだまだあるのです。
要は、知事の決断次第です。県民の目線で予算をどう使っていくのかは県政の重要なテーマです。もちろん、国政においても同じこと。財界とアメリカ言いなりの自公政治を大本から変えるチャンスです。
それにしても、毎日毎日公共の電波を使って劇場化した自民党総裁選びはやめるべきです。民主党も政権交代をいうばかりで、政治の中身をどう変えるのかさっぱり見えませんが。