京劇を初めて観劇
16日の夜は、福島市の音楽堂で北京風雷京劇団による福島公演を観劇しました。これは、日中友好条約締結30周年・日中友好協会創立58周年記念事業として取り組まれたものです。
福島公演のほか、全国数ヵ所で、14日~来月7日まで公演の予定です。私は、京劇は初めてでした。舞台後ろで鳴り物のジャンジャンという音はうるさく感じないわけではありませんが、これも中国のもっているエネルギーなのでしょう。
舞台上ではおなじみの孫悟空がなかなかこっけいなしぐさをしたり、みごとな技を見せます。その度に、私も会場のみなさんと一緒になって、惜しみない拍手をいっぱい送りました。
美しい衣装と化粧をほどこした役者の方々は、まるでオリンピックの新体操の選手のように、布やバトンなどを使って、アクロバットのような技を次々と展開して大変見事でした。歌劇の部分もあって、そのせりふは、舞台両袖に電光文字で日本語で出てくる仕掛けです。
今は、中国の食品問題などありますが、過去の歴史についても互いに見つめあい、正すべきことは正すことを政府に求めながらも、民間レベルで中国との文化交流を通じて広がっていくのは、よいことではないでしょうか。また、そうすべきと思います。