“非正規切り”が全国3番目に多い本県 県が、直接雇用と県営住宅入居受け入れを発表
5日、官公庁も仕事始めですが、さっそく商工労働部長から私に連絡が入りました。それは、知事の年頭記者会見で、県の雇用対策で具体化する2点の内容についてでした。
①県が、失業者を直接雇用するのは120人程度、延べで240人を臨時職員として雇用する。業務は道路や河川などの維持管理などや、農業試験場での作業、イベントの手伝い、アンケートの調査などを検討しているとのこと。いずれもハローワークを通じての募集です。
②県営住宅については、一部補修し32戸分の申し込みを受けつけ、1月中入居できるようにする。(知事は、さらに、2/1からは19戸分の申し込みを受け付けることを発表)
県のこうした対応は、青年フェスタ実行委が事実を示して県や県議会に働きかけしたことや、年末に「県政つくる会」が副知事交渉したことなどを受けて、県が一定応えたものと評価します。
一方で、それだけ、本県が全国3番目に多い約4,000人にのぼる“非正規切り”の実態があるからともいえます。