« 「こんにちは神山えつこです」の編集委員会主催で                                            山形・置賜さくら回廊めぐりバスツアー | メイン | 郡山派遣村、路上生活者から救出された方々との                                  「お花見懇談会」 »

委員会視察の県職員随行の廃止について                          議会の民主的手続きを経ない決定は問題と議長へ申し入れ

        DSC02347~4.JPG
         【22日、瓜生副議長へ申し入れる県議団】

 21日と22日は、2月県議会で議員の委員会の所属変更があったことから各常任委員会が開かれ、執行部から新年度予算の説明を受けました。

 ところで、この勉強会中に正副委員長会(常任委員会・特別委員会)が開かれました。内容は、議員の県内外の調査に随行していた執行部職員の同行を廃止するというもの。自民党から突然提案されたもので、私たちは21日の正副委員長会で決定したとの情報を同日の夕方知りました。

 翌日の報道で詳しい内容を知った私たちは、あまりにも議会のルールを無視した一方的な決定であり、議会のことは全会派は入っている議運で決定するよう、22日昼休み時間に新議長へ申し入れました。

 そもそも、正副委員長会は、昨年改正された県議会規則120条の附則で「議会内の調整・協議の場」と位置づけられているにすぎず、決定する機関ではありません。

 すでに、4/10に第1回目が開かれ、各会派持ち帰り検討とされていたようですが、私たち共産党県議団や無所属会派などが正副委員長会に入っていないのに、何も伝えないまま勝手に決めようとしたのです。

 各常任委員会の2日目、県民連合会派も進め方について委員長を正す場面もありましたが、職員の随行の是非については、これまでの経緯もあるので、もっと時間をかけて各会派の意見をすり合わせてからでも遅くはありません。

 2月の改選で、特別委員会を除く常任委員会の正副委員長を自民党と公明党で独占し、若手の議員が就任したことがこのような失態を招いたのでしょう。それにしても、数の力による横暴は許されません。

        DSC02352~5.JPG

 議長が不在だったので、副議長(県民連合会派)が応対しましたが、「個人的には進め方に瑕疵があったと思う」と述べました。私たちは、今後このような議会ルールを無視したやり方でものごとを決定しないようにと強く要請しました。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kamiyama.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/642

コメント

議員視察に県職員随行の是非

手続きの問題より中味大事。

観光気分を職員に見られたくないのがホンネ?

また、職員もよく勉強していれば提言のチャンスなのに。

チエを貸そう。濱視察と聞けば、本邦稀有の長期治世のヒミツは二宮・報徳の理念~「推譲」と「分度」にある。

推譲とは風呂のお湯を外に押せば自分の方に返って来る。反対ならみな逃げてしまう。

(これは二宮尊徳が相馬藩儒者に説いた寓話)

自民党は推譲の反対で凋落。

分度とは身の程を知ること。

一例。大都市は交通渋滞が少ないのに地方は渋滞が凄い。

一体、地方は所得が低いクセに1人1台車を持つ贅沢さ。

地方の疲弊は分度を弁えないツケ。地方分権を唱える前に足元、分度を守り、所得をもっとあげる工夫をしては。

なにも海外まで行かなくても
青い鳥は家の中にいる。


コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)