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県に第3回目の経済・雇用対策を申し入れ                         副知事「愛があるingで対応していきます」

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      【第三次経済・雇用対策の申し入れ書を受け取る内堀副知事】

 17日、3月末に労働局発表で6,352人(全国5番目に多い)の解雇者数の発表を受けて、共産党県委員会と県議団とで、知事に対し経済・雇用対策(第3次)を申し入れました。今回も内堀副知事に応対していただきました。

 昨年11/25、1/20に続いて3回目です。これからも続く派遣切りや、正社員のリストラを踏まえ、大きくは、雇用対策・セーフテイネット・中小企業対策の三点にわたり申し入れました。

 最上県委員長が要望の主旨を説明。知事が先頭に立って、企業に対しこれ以上の解雇を中止するよう求めるのは行政としては当然のこと。

 特に、契約途中の解雇が77%(福島労働局発表)となっているが、全国40%と比べても異常であり、これを行政として正す必要があると指摘。

 その他、解雇一時金の柔軟な対応と、生活保護などセーフテイネットについての対応については、3/18の厚労省「通知」に基づき市町村にも徹底すること。ワンストップの相談窓口が単なる行政機関を紹介するだけでは不十分なこと。中小企業の融資資金をもっと借り易くするよう求めました。

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 内堀副知事は「これを書面だけでなく、気持ちまで含めて受け止めました。県も新年度以降も雇用対策をスタートさせたが、まだ道半ば。進行形はingですが、"愛"がなければただの"ng"になってしまいますので、提案を実行に移せるよう努力して行きたい」と答弁。

 ぜひ、関係機関と連携しよく実態を調査してほしいと思います。また、生活保護にまで陥らないための予防的な対応についても行政側の知恵を絞ってほしい。労働者の命と生活がかかっているのですから。

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【きょうの申し入れに先立ち、14日には県雇用労政課より、新年度からの雇用基金事業の説明を受け懇談しています】

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コメント

「ing」のゴマカシ。その間に県民が苦しむのは頬かむり。

わたしのケースは。
ゼイキンを取れるだけ取る。
二重三重に取り過ぎた分
はゆっくり返して上げる。

実態は~転出入した両自治体で天引と普通徴収をする。

内容を説明して、と言っても
今は分らない、という。

取り過ぎたようだから、後で返すからご安心を、という。

ingだからガマンして、と。

なら天引きを止めたらどう?

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