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知事がプルサーマルの事実上の受け入れ表明                                         党県議団が抗議

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 きょう16日、2月定例県議会が開会されました。3/18までの31日間です。注目されていた知事のプルサーマルについての判断ですが、3つの(耐震、老朽化、MOX燃料の品質問題)前提条件をつけたものの、事実上の受け入れを表明しました。

 これを受けて、私たち県議団は、知事が、国や東電の取り組みを評価していること、保安院が推進機関から分離していないことや核年サイクルをすでに破綻していること、さらに、雄平知事の下でプルサーマルの危険性そのものについての検証がされていないこと、意見の聴取も不充分だとして知事に抗議を表明。プルサーマルの危険性について、知事は専門家の意見を十分に聴取し、検証するよう強く求めました。

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  内堀副知事が応対し「国や東電の取り組みは一定の評価をしているだけであり、きょうは第1歩にすぎない」などと述べましたが、私たちは、「雄平知事が就任してからもトラブル隠しが相次ぐなどとても国や東電の取り組みは評価などできない。知事は条件付きとはいえ、『受け入れ』と議場で表明した事実は重い」と指摘しました。

 一方、原発の安全性を求める福島県連絡会(早川代表)といわき市原発の安全性を求める会(長谷部代表)が、いわき市で記者会見を開き抗議の表明をしました。

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コメント

福島では「プルサーマル」は絶対タブーなのです。

プルサーマルを容認したことで県知事は1期で終わることになるでしょう。それどころか今度の福島の参院選で民主党は、ほぼ壊滅状態になるでしょう。

知事はすぐ発言を撤回しなければなりませんが、他県では、一度首長が容認し、その後、撤回してしまったが、電力会社が着手してしまったということで事実上容認となった例があります。

県知事は中央のいいなりで全く地元のことを考えていないように思います。
プルサーマルなんか持ってこないで、地元民が働けるような仕事を持ってきてください。

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