宮川県議が2月補正予算で反対討論
8日、2月補正予算に対する本会議採決があり、宮川県議が2議案に反対し討論を行いました。今回は、約100億円の追加補正が組まれました。この中には、生活関連の公共事業などは良いとしても、県民には不要不急の無駄な大型事業の小名浜東港の建設費として25億9,300万円が計上されています。
小名浜東港建設事業への投資は昨年に引き続き急ピッチですすめられ、6月、9月、2月と年度途中3回も追加補正され、今年度は事業費ベースで当初の54億円から約2倍にもなる104億1,700万円の事業費(うち県費は56億1.900万円)を投入したことになります。
県費56億円もあれば、高校授業料の軽減や、障がい者支援、そして子どもの医療費を中学卒業まで無料にするには約10億円程度あれば実現できるなどを指摘し、批判しました。
また、県が行う建設事業に対する市町村負担についても、農林水産部関係で追加負担が計上されていたためこれにも反対しました。
ところで、きょう3月8日は、国際婦人デーです。アメリカの女性たちがパンと平和、女性の参政権などを求めてデモ行進したのが始まりとされています。今日においてもこの問題は解決されているどころか、今も切実な課題です。貧困問題を解決し平和を守るためには、世界の女性たちと連帯してたゆまぬ行動を続けていく以外に、改善の道はなさそうです。