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帝京安積高校銃撃事件で「支援する会」が対県交渉

 帝京安積高校の菊田先生が学園側の人間によって銃撃されてから、まもなく8周年を迎えます。

 しかし、いまだに学園からは、謝罪も治療費の支払いもないままです。きょうは、県に対し問題の早期解決を求め、被害者の菊田先生はじめ教職員組合の方々と『支援する会』の対県交渉があり、私も同席しました。
 

 今回は、裁判が大詰めの段階を迎えていることや、総務部長が出席するということもあって、テレビ局などマスコミが注視する中で行なわれました。野地総務部長と担当参事は、「何も指導してこなかったわけではない。しかし裁判中でもあり、まもなく裁判の結果が出るようなので、その結果をみてから対応する」などと説明。『支援する会』の吉川一男会長は、「これまでの裁判の経験からいえば、結果が出てからではかえって難しい。

 双方の言い分が出され、問題点が明らかになった今が最大のチャンス」と指摘。元県議の江田さんは、事件当時県議会で問題にし、県の助成を中断させたのに、わずか1年で元に戻し、その後何の解決策もとってこなかったことを批判。県の強い指導で、学園と教職員との話し合いの場を設定するよう部長に迫りました。 

 『支援する会』では、先に文科省交渉も行なっており、その際、県の対応は問題だとされているのに、県は一向に深刻に受け止めていないようす。私も「話し合いの場を持つことを約束して下さい」と強く要請しましたが、果たしてどうするのか、県の姿勢に注目です。
            

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