敬老の日に
中田地区の敬老会が、18日に行なわれました。中田町の人口約6,000人のうち、75歳以上の高齢者は978人とか。私の地元は高齢化がどんどん進んでいます。
この日も恒例になっている小中学生の作文発表が行なわれましたが、大変印象に残ったのが、小学6年生の男の子の作文でした。
「おばあちゃんのつくる料理はおいしいけれど、しょっぱい。それなのにおじいちゃんは、もっとしょうゆをかけたり、塩をかけて食べます」とのくだりに会場が沸きました。みんな心当たりがあるからでしょう。
ところが「おばあちゃんが病気になって、亡くなりました。おじいちゃんは1人ぼっちの部屋で泣いていました。おじいちゃんが泣く姿をみたのは初めてです」と。これには私もその姿が目に浮かび、思わず涙がぼれてしまいました。
アトラクションの冒頭には、中田町の桜の名所を紹介するビデオが上映されました。本邦初公開です。中田町は三春滝桜の子孫がたくさんあり、毎年春になると多くの観光客でにぎわいます。このビデオは、撮影から音楽、ナレーションまですべて地元の手作りとか。プロ顔負けのできばえでした。
午後は、議会質問の準備のため自宅にいたら、2人娘たちから私の両親あてに宅急便でお花が届きました。敬老祝いだそうで、お花は初めて。きっと、私の母が丹精込めてつくった野菜やお米を、ときどき送ってもらっているお礼でしょう。花が大好きな母は、花台まで用意し飾っています。