9月県議会最終日、長谷部県議が反対討論
12日は、先月26日から始まった9月県議会の最終日でした。17日間の今議会は、開会2日目(27日)に佐藤前知事辞任という事態となり、その後県庁の家宅捜索まで受け「官製談合問題」に発展。まさに「談合問題」にゆれ続けた議会でした。
さらに、実弟から5千万円もの裏金が県議に流れていたことが判明し、県議も事情聴取されたと報道。しかし、与党会派を巻き込んだ県政汚職事件は、まだまだ解明されていません。
長谷部県議が、2つの議案の反対討論にたち、その前段で一連の談合問題について共産党を代表して見解をのべました。
他の与党会派や、注視していたマスコミの記者からも、「談合問題の部分が良かった」との感想がたくさん寄せられています。
なお、11日には他の議員から「議会解散すべき」と声があがり、マスコミもこの論調に乗る向きもありましたが、議会解散は県議が裏金を受け取ったという疑惑をウヤムヤにしかねず、議会としても無責任です。もし、裏金を受け取っていたなら、自ら辞任するのがスジと思います。
今議会、私たち共産党県議団の2人は、清潔・公正な県政のため知事、県当局、県議会議長などへ、たびたび「申し入れ」を行うなどして、県政世論をリードできたと思っています。
とにかく、私たちが何か動くたびに、他の会派も動くのですから。たった2人の議員団ですが、県民のみなさんの応援を受け、最終日まで役割を果たせました。
今月26日告示11/12投票で知事選が行われますが、清潔で公正な県政刷新のため、県政つくる会へ、ぜひお力をお寄せください。