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産廃問題の三穂田町で、カナダの廃棄物行政を聞く講演会

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450人が集まった三穂田町の産廃問題を考える講演会        講演されたレイ・ハルセイ氏(左)とボブ・ケニー氏(右)

 7日は、郡山市三穂田町で、「燃やさず、埋め立てない」廃棄物の資源化と循環型社会実験に取り組んでいるカナダからの報告を聞きました。

 三穂田町で反対運動をすすめている吉川さんの司会で、ゴミ弁連事務局長の広田次男弁護士が主催者挨拶。

 講演されたのは、カナダからやってきた、ノバァスコシア州政府役人のボブ・ケニー氏とハリファックス市役人のレイ・ハルセイ氏。通訳は、青山教授(武蔵工業大学)が主催する(株)環境総合研究所副所長の池田こみちさんでした。

 お二人とも以前は、民間で廃棄物の資源化に取り組んで来た技術者・実践者です。
 ノバァスコシア州は、積極的に民間人を登用するなかで環境労働局を設置。地域経済の活性化や新規雇用の創出を考えたごみ処理を支援しています。

 90年代後半、すさまじい野焼きと不法投棄による汚染にあえいでいたところ、激しい市民運動が起こり、州政府は固形廃棄物の発生を抑制し、資源化政策を徹底して支援することになったとか。

 ぜひ、日本政府や県の職員、もちろん議員にも聞いてほしい内容です。私も多くのヒントを得ました。

 カナダのお2人は、10/7~13日までの日程で、郡山市の講演を皮切りに函館市、軽井沢町、横浜市、東京都、福岡市で講演される予定です。お問い合わせは「ゴミ弁連」へどうぞ。

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