学校の水源不足問題
この夏、中田町内の御舘小学校と中学校でプールの水が不足し大変だったとの話を聞き、18日高橋善治市議と共に学校を訪ね実情をお聞きしました。
事の発端は、雑用水の貯水タンクの水が不足し、プールの授業が大変だったようです。飲料水で補ったのですが、これは柳橋地区の簡易水道から引いているので、住民の飲料水が不足しかねず、あまり使うわけにもいきません。
貯めるのにも時間がかかりましたが、中学生は小学校のプールを借りてしのいだそうです。さらに、今年の冬には細い配管のためどちらも凍結してしまい、2~3日間給水車に来てもらったことも。
ここの水源は、飲料水と雑用水の2系統で、雑用水は近くの川のそばに掘った井戸水をポンプアップして使っていますが、どうしたわけか今年になって枯渇するようになったとか。
9月に開いた小中学校合同の臨時PTA総会では、「災害時の避難所にもなる学校が水不足では、“緊急事態”ではないか」との声が保護者から上がったそうです。
いつまでも「綱渡り」のような事態を放置できません。実は、郡山市の水道の本管は、小学校のすぐそばまできているのです。これを学校に早く使えるようにすべきです。
教育環境を整備するのは行政の仕事です。教育に「地域格差」を生まないよう、来週はじめに市教育委員会へ要望することにしました。