「公選法違反で県議1人を含む8人が在宅起訴」で議長へ申し入れ
きょうから、11月県議会が開会されました。
ところで、きのう28日の夕方、福島地検は04年の知事選に絡んで、県議1人を含む8人を公選法違反で在宅起訴しました。
オンブズマンなどの訴えを受けて、県政汚職事件の解明すべき2つ目にようやくメスが入ったといえますが、これも今回の8人起訴で終息の方向だとか。しかも県議は飛田前県議1人だけ。
私たち県議団は、この事態を受けてきょう29日朝、代表者会議が開かれる前の9時20分ごろ、議長へ申し入れました。
申し入れは2点 ①10/11議長が出した「潔白宣言」は、白紙撤回されたものとなった以上、あらためて各会派に裏金を受けとった議員の有無を調査すること。 ②検察からの事情聴取を受けている議員の有無を確認し報告すること、です。
渡辺議長は「申し入れがあったことは代表者会議で伝える」としながらも、「捜査当局がやらないものはできない」などというので批判すると「1人だけというが、それ以上のことはできるわけがない」と、自ら動くつもりはないようすがアリアリ。議長室出口付近で待ち構えていたマスコミのインタビューを受けました。
議長はそういいながらもその1時間後、代表者会議の報告を伝え各会派を回りました。自民党からの謝罪があったことなどでした。本会議場でも議長挨拶で触れ、「白紙撤回」の点で謝罪しましたが、本当に議長として責任を果たそうとしているとはみえないのですが。