高校必修科目未履修問題で商労文教委員会 教育基本法改悪強行採決への抗議宣伝
議会閉会中ですが、16日午前中「高校必修科目未履修問題」で教育庁を審査する常任委員会が開かれました。
県内では、高校3年生で15校あり、1単位35時間ですが最高で5単位175時間分も不足している高校もありました。私は、こうした事態を起こした背景に、進学率をあげることにこだわり過度な競争をあおることがあったのではないか、本来高校教育とはどうあるべきなのかなど質しました。
教育振興総括参事は、「進学率をあげるため」が背景にあったと率直に認めました。
一方、富田教育長に今回の問題の認識を、里見教育委員長へは「人格の完成をめざす」という教育基本法の主旨を生かすべきと指摘したうえで、同様に認識を質したところ、問題発生の背景と教育根本に立ち返って今後検討を加えるとの答弁でした。
折りしも、きょうは国会で教育基本法の改悪案を、自民・公明が衆議院で与党単独で強行採決の暴挙。
これに抗議して、県教組が県庁までの昼休みデモ。私は夕方、郡山駅前で県立高教組の先生たちと6時~7時までの1時間、寒い日でしたが久しぶりに署名行動へ参加。明日の夜は市内で集会が持たれます。