児童相談所は「3K職場」 しかも手当ては最低
県職員のボーナスがカットされるという報道があった頃、たまたま児童相談所の職員と話をする機会がありました。土地収用、県税滞納徴収を経て児童相談所にきた職員は、ここが一番キツイというのです。3Kといわれる中の最低とは!?
「虐待」への対応は夜中になることが多く、朝方までかかった場合でもそのまま通常勤務に。いかも虐待をしている親からは人格否定の暴言まであびせられ、精神的にも肉体的にもキツイ。
その手当ては1時間600円だけで、他の現業職場と比較しても低すぎる。この手当ての方もぜひ改善してほしいとの訴えでした。
そういえば少し前に児相内の職員が、バーンアウト(燃え尽き症候群)して自殺者が出たと聞いことがありました。私の反対討論ではこの具体例まで述べませんでしたが、福祉関係の予算確保こそ必要と強調しました。
専門職の配置が少なく、このような行政職の職員が異動で配置されているのに、全国研修予算は全県で1人分だけ。談合までやって必要もないムダな大型公共事業をやっている場合ではないのです。