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「県立高校学区一円化」に反対し、教育庁交渉

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 25日、みんなで新しい県政をつくる会、県立高教組、ふくしま民主教育研究センターの3者が連名で、「県立高校普通科全県一学区制に反対する要望書」を教育長あてに提出。約30分の意見交換に私たち県議団も同席。

 県教委の菅野政策監ら3名が応対し、「審議会の方は、未履修問題が入ったので、あと2回(1/19と?)で最終答申される見込み。しかしこれでコンクリートにするつもりはない」と答弁。
 
 その一方で「子どもたちに学校選択肢を増やしてやりたい」「魅力ある学校にすれば集中することはない」などと、悪影響を及ぼすとは感じていないようす。

 

 「学力」重視、「進学率向上」は県民からの要請といいますが、「学区一円化」になれば、子どもたちと中学校、高校にいっそう競争をあおることになります。それは子どもたちにとってよいことなのでしょうか。

 さらに、「貧困」と「格差」が広がっている今、経済的に余裕のない家庭は教育にお金をかけられないと、かつてのように最初からあきらめさせられかねません。

 私は「審議会の答申で終わりとせず、もっと県民の意見を反映できるような機会を増やすこと」を求めました。このようすはマスコミを通じて流されたと思いますが、もっと世論を高めなければ通されてしまいかねません。

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