盛大にお祝い 帝京安積高校教師銃撃事件の勝利和解
98年の2/6夕刻、組合活動家の菊田先生が自転車で帰宅途中銃撃され、瀕死の重傷を負いました。現場は、自宅に近い道路上だったため、出血している腹部を押さえながら自転車を引いて自宅玄関に倒れこみ、そのまま意識不明に。幸い一命はとりとめました。
帝京学園の組合敵視政策により、元暴力団組長を使って銃撃したのです。組合つぶしをねらったおよそ教育現場では考えられない前代未聞のテロ事件でした。支援する会は、事件から9年4ヶ月間、裁判に訴える一方で多面的なたたかいを繰り広げてきました。
今年6/6、ついに和解を勝ち取りました。裁判所との和解協議で「学園は不当労働行為に基づいて引き起こしたことを謝罪する」「再発防止に努め、不当労働行為をしないことを確約する」という画期的な和解でした。
25日開かれた勝利祝賀集会には、県内外から支援者ら約100人が集い、私も共産党を代表し祝辞を述べました。
参加者は、組合員のみなさんの晴れやかな面持ちをみて感動いっぱいでした。