須賀川の通学路整備で再び県へ要望
須賀川の丸本市議と地元のみなさんが、昨年から要望している仁井田小・中学校の通学路について、10日須賀川土木事務所、14日県中建設事務所へと交渉しました。
昨年、2000名をこえる地域の署名の力で、一部整備(簡便なカラー舗装やポールを立てたり)が始まりました。今回の交渉で、今年の分の延伸はすぐ着工すると説明があり、早速看板もかかげられました。
もう一つ、この通学路の大きなネックが、狭い高速道(東北自動車道)のガード下です。昨年も「H20年度以降の5ヵ年整備計画」に入れて整備するよう要望していますが、あらためてプッシュ。
この県道安積長沼線は、「5ヵ年計画に入れた」との答弁に一同喜びました。
県内でも3ケタ国道(県管理)のガードで、歩道専用のガードを約3億円でくりぬいた事例があるのですから、やれないはずはありません。
問題は、予算です。県は、2年前に、なかなかすすまない通学路整備を県議会で追及され、「当面小学校区の通学路」を整備することに。学校関係者にも聞いて地図におとし、優先度を色分けしました。
県は、整備する際の線引きとして「登下校で40人以上か、40人以下でも小学校から半径1キロ圏内」としましたが、仁井田小学区の通学路は、県のこの条件を充分クリアしているとのこと。
ほとんど車が通らないトラハイ(あぶくま高原道路)よりも、通学路や生活道路を優先すべきです。7日に県議団として、維持補修関係の予算を増やし、道路予算の組み換えをしるよう知事へ要望したことを伝えました。