「政調費は月35万円以下に、領収書は原本を添付し、全面公開で」と主張したのですが・・・
【左)10日夕方の福島テレビ】 【右)10日昼のNHKテレビ~議会改革検討委の最終取りまとめで意見を述べる私】
海外視察中止や政調費領収書添付などを再三にわたり議長へ申し入れ、春の一斉選挙でも焦点の1つにしてきましたが、ようやく改選後の5/22「議会改革検討委員会」設置され、見直しがスタートしましました。
政調費のワーキングに私もメンバーになったので、月35万円の支給を35~30万円の間に引き下げにと(公明党は30万円)を主張しましたが、多数が「現行どおり」でと。
「領収書添付は1円以上から」は同意できましたが、国会議員や福田首相まで同じ領収書を5枚もコピーし改ざんしていた問題を指摘し、「原本の添付」を主張しましたが、他会派全部が「コピーで良い」としました。しかも、「墨塗りなどしないで全面公開に」と求めましたが、これも議長の手元でと曖昧にされています。
一方、海外視察は「議会が必要と認めた場合」以外は中止。議会中早期にできるものから実施することが合意されました。旅費についても、より実態に合わせ休会日は登庁日のみの支給に、福島市内の県議の宿泊費も廃止されました。
10/10には、政調費の改革案と議員基本条例を制定するとことが承認され、議長へ最終答申が提出されました。
来年度から、政調費は1円以上全ての領収書(写し)等証拠書類の添付が義務付けとなります。朝日新聞の最近の調査では、本県を含め全国20府県が1円以上の領収書添付を義務付けになったとのこと。
全国のレベルと並ぶ画期的な改革となりましたが、今後、領収書等が全面公開になるかどうか注目です。
最終まとめの会議で私は、「国会で領収書が5回もコピーされていた福田首相の例からみても原本の添付が必要と主張してきた」と経過を述べ、「公開時に一部墨塗りなどとせず全面公開を」と主張しましたのですが。