郡山市立美術館で「広重二大街道浮世絵展」を鑑賞
連休の最終日となった8日、夫と歌川広重の浮世絵展を観に行きました。郡山市立美術館で10/21まで開かれています。
東海道五拾三次と木曽街道六拾九次の浮世絵が中心ですが、今回、特別出品されたのが福島県ゆかりの「陸奥安達百目木駅八景図」とその版木の展示です。
私の住んでいる同じ阿武隈山系にある安達郡岩代町(現二本松市)の百目木(どうめき)の風景を描いた作品は、広重をぐっと身近にさせてくれました。
私は、本物の「広重」の浮世絵を間近かでみたのは初めてです。さまざまな角度から街道の風景を切り取る大胆な構図と繊細な描写。色づかいも東海道と木曽街道では少し違っていて、深い青、濃い緑、黒い松、それにさし色の朱色が入ったり入らなかったり・・・。
木曽街道の浮世絵は、以前私たちが住んでいた諏訪地方と実家へ帰省の際通った峠や地名があって、夫と懐かしい思いで観ました。
入場料が500円と安く、音声ガイド(貸出し料500円)にも助けられ、数多い浮世絵をたっぷり楽しめます。また、疲れたら、美術館術内の素敵な喫茶・レストランがお薦めです。