12月県議会に向けた政調会 県中児相にようやく「一時保護所」が
6日は、12月県議会に向けての政調会が開かれました。この中で、保健福祉部からは、これまで何度も要望し、取り上げてきた県中児童相談所の一時保護所設置が示されました。
場所は、郡山光風学園の空き部屋を改修してあてるというものです。この実施設計費が12月補正予算に提案されることに。本格工事は来年4月に発注し、来年8月ごろに入所できるようにしたいとのこと。
しかし、児相談所の事務所は、現在の合同庁舎内ですから、同じ郡山市内にようやくなるとはいえ、距離はだいぶ離れています。これでは、半歩前進というところです。
郡山には分室しかなく、私は99年県議に当選以来、この独立化を求め質問で何度も取り上げてきました。分室から相談センターへ。そして昨年の泉崎の児童虐待死事件を受けて、ようやく今年4月に県中児童相談所として独立。しかし、一時保護所がないまま業務が行なわれてきました。
先月の地方議員との対県交渉でも高橋善治市議が、一時保護所の設置を強く求めたばかりです。職員が子どものようすをきちんと把握するためには、「併設」が本来のあるべき姿です。こういうところこそ、ケチらないでお金をかけるべきだと思います。