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政調会/高校授業料はじめ値上げラッシュ、自殺者675人                          高校一学区制は、なし崩しに隣接校枠を一気に20%へ


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 15~16日は、2月県議会に向けた政調会が開かれました。原油高への対応、県民や市町村支援に県が予算編成にどう反映するかが注目されましたが、やはり弱い部分へ負担を増やし、一方でムダな小名浜東港づくりや企業立地へさらなる優遇制度をすすめようとしています。

 県立高校の授業料値上げが示され、関連して県立総合衛生学院、会津若松看護専門学院の授業料も値上げします。飼い犬・猫の引き取りの有料化も。重度身心障がい者医療費補助は、高齢者に一部自己負担を導入します。

 これまで各団体と連携して運動をすすめ、県議会でも質問で取り上げるなどした結果、県立高校の灯油代に不足分1億円余が計上されます。

 その一方で、高校の全県一学区制は県民や議会の批判を受けて当面見送るといいながら、隣接校からの枠を3~8%だったのを一気に各校全て20%に広げるとしています。これでは、一学区制に限りなく近づけるものです。

 ところで、県警調べで昨年一年間の自殺者は675人(前年比△6人)となっていることも判明。12月議会で私が質問した、各介護事業所から不満が多かった介護サービス情報手数料等は、引き下げの方向です。

 原油高や地球温暖化に対応し、新エネルギー導入に力を入れることを評価しつつも、猪苗代フリースタイルスキーや声楽アンサンブルなど「イベント屋的」な事業が目立ちます。

 県民のくらしをどう守るのか、市町村支援をどうするのか、知事の判断と決断が今まさに問われています。

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