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石莚の稲ホールクロップサイレージを取材                 

kap080129-rouru.jpg             【田んぼなどで、ホールクロップを挟んで運ぶ機械】

 先日、私の2月号のニュース取材で、水田の転作作物活用で注目を浴びている市内熱海町石筵の稲発酵飼料(ホールクロップサイレージ)を取材しました。

 石筵は、市内の西はずれにあり、米作りと酪農・畜産、または野菜と組み合わせた複合経営をしている農業地域です。


kap080129-endo.jpg                                  【稲を丸ごと裁断してホールする専用機械と遠藤組合長】

 遠藤善一郎石筵粗飼料機械利用組合長に、やり方をお聞きしました。乳酸菌を混ぜながら、稲の葉や茎、実る少し前の稲穂を全部専用機械で裁断しながら丸めます。それを別の専用機械で、黒いシートでくるんで、発酵させ飼料ににするというもの。

 今、原油高騰やバイオエネルギーによって、輸入飼料が高騰していますが、石筵の取り組みは悲鳴をあげている畜産農家にとって「朗報」です。

kap080129-kami.jpg                                  【後ろの黒っぽいのが草のホールクロップ。稲発酵飼料はこの半分の大きさ】

 

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