東和で農業シンポ
11日、党二本松市東和支部が開いた農業シンポに参加しました。道の駅ふくしま東和の会議室が会場で、NPO法人なめこ・農家レストラン経営の武藤さん、グランドカバー経営の菅野さん、安達地方農民連事務局長の本多さんの3人の農業委員と、斉藤広二市議団長も加わり、合併して3年になる東和の農業と地域づくりで懇談。
参加者は少なかったのですが、この中に定年を機に東京から定住してきたご夫婦も参加していました。県の農業関係団体を通じて引っ越してきたとのことですが、住む所もみつからず苦労したことがわかり驚きました。専業農家の方からは、子どもに後継ぎさせられず、展望もみえないとの訴えも。
斉藤市議が「農業は国の基幹産業と位置づけ、農産物の価格保障を」というわが党の考えを紹介。鴫原元議員も「安保条約で農産物の輸入はしかたないかのようにいわれているが」と政治のあり方にふれたので、私も「県の農業予算をムダな大規模林道事業などの農業土木中心から、農産物価格の下支えなどのソフト事業中心へ転換するよう求めている」と発言。
最後には、農業で頑張って住みつづけられる東和の地域づくりを、みんなでしていこうと一致。それぞれの取り組みや悩みもわかり、あらたな展望も感じられて良かった。