東大阪のものづくり、人工衛星を打ち上げる中小企業社長青木さんの講演会
きょうは、郡山市主催、テクノポリス推進機構共催で、郡山市ものづくりセミナー、東大阪の中小企業(株)アオキ社長青木豊彦さんが、「町工場が宇宙を拓くメイド・イン東大阪の人工衛星のかける夢」のテーマで講演されました。
中小企業の親父さんそのもので、気さくで誠実、ほろりと人情味あふれる話に、まるで落語を聞いているよう。2時間があっというまに過ぎて、とても元気が出るお話でした。
青木さんは、お父さんが始めた鉄工所・農機具工場を継ぎ、97年にボーイング社の認定工場となり、世界に「ものづくり東大阪」評価を高める役割をになってきました。
そして、02年に東大阪宇宙開発協同組合をスタートさせ、ついに今年8月に打ち上げ予定のHⅡ-Aロケットに、人工衛星「まいど1号」が搭載されることに。
2代目を継いだばかりの頃、ある方から「“儲ける”と言う字は、人と人が信じ合うと書く。心の儲けができたらカネはあとからついてくるもの」と教えられたそうです。いい言葉ですね。