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今年から県立高校の卒業式で県議が挨拶することに

 3月1日は、県立高校の卒業式。在校生の送辞や卒業生の答辞に高校生活のさまざまなシーンが伝わってきて、こちらも涙がとまりませんでした。そして、退場する前、クラスごと担任の名を呼び「ありがとうございました!」と生徒たちが声を合わせてお礼の言葉。教師冥利に尽きる場面でしょう。

 ところで、今回から県議が、議会を代表し議長代理で来賓挨拶を述べることになりました。入学式も同様です。

 昨年の議会改革の見直しで決定されたものです。私は「共産党としては、卒業式の主人公は子どもたちであり、これまでどおり紹介のみでよい」と主張。他の少数会派からも同様の意見があリました。

 にもかかわらず、自民党や県民連合の多数会派が多数で押し切ったのです。「小中学校では市町村議員が挨拶しているのに、県立高校で県議に挨拶させないのは問題だ」というのが理由でした。

 議長代理出席者のみ、旅費を公費負担します。自宅からなのでわずか数百円程度ですが、みなさん今度の県議の卒業式の挨拶についてどう思いますか。

 ちなみに私はいつも母校へ出席しますが、自民党の県議と2人になるため、今回はこの方に挨拶を譲り、来年は私の順番です。 

 現場からは、式全体の時間配分のやりくりが大変。議員だから挨拶させよというが、議員はもっと他のことに力を入れてほしいとの声があがっています。

 私も政調費や海外視察の改革の流れとは逆行していると思います。しかも、こんなに県の財財政が厳しいと汲々しているときに、です。

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