東北を襲った震度6強の大地震
【地震の大きさを1面トップで報じる、15日付福島民友と赤旗】
東北地方で「2008年岩手・宮城内陸地震」と名づけられた震度6強、M7.2、震源の深さ8キロの大地震が発生。被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。いわき市の海岸では、つりをしていた男性が土砂崩れに巻き込まれ1人亡くなりました。
12日の土曜日午前8時43分は、ちょうど自宅でNHKテレビをみていた時でした。週間テレビニュースを放送中、突然「緊急地震情報」が入ってきました。アナウンサーもちょっとあわてた様子。
私はまた訓練かな思いましたが、いつもより高い音で知らせたので、今回は本物だと思う間もなく、わが家がグラグラと横揺れが。郡山は震度4でした。震源地や周辺では、道路が大きく陥没し寸断され、孤立した集落も。温泉旅館は、土石流に呑み込まれ死者が出ました。
これを書いている今また地震です。中国四川省の大地震からわずかな期間で、日本列島で再び地震が起きるとは。地震学者が警告しているように、日本列島が地震の活動期に入ったといって間違いないようです。
6月県議会は24日からですが、今週20日には、地元立地町から「維持基準導入」の議論再開の要請を受けて、エネルギー政策議員協議会が開かれます。
30年、あるいは30年以上もたつ老朽原発を5つもかかえる福島原発で、多少のひびがあっても運転を続ける「維持基準」を導入してよいのでしょうか。
また、刈羽原発震災を受けた原発の耐震対策はどう見直しされたのか。この2項目について、東電と保安院をよんで説明を求めます。宮川議員を先頭に、県民の安全・安心確保の立場でただす予定です。